「毎日新聞社編集綱領 制定記念のつどい 自衛隊って『戦場』に行くの?」(毎日新聞労働組合主催)は、おかげさまで盛況のうちに終了しました。2016年4月27日付で、シンポジウム内容を掲載した「奔流」を発行しました。こちらからお読みください(PDF)



第29回毎日新聞社編集綱領 制定記念のつどい

「自衛隊って戦場に行くの?」

公開シンポジウム―問われる国民合意と報道―

2016年1月11日(祝)午後1時30分開場 2時開始

東京・毎日ホール(パレスサイドビルB1)

東京メトロ東西線竹橋駅

 成立した安全保障関連法制は、若者を含め大規模な反対デモが起きるなど大きな波紋を呼び、メディアでも大きく賛否が分かれています。平和国家・日本の曲がり角と言われる今、元幹部自衛官2人や国連PKO・平和構築の実情に詳しい識者、憲法9条削除論で議論を呼ぶ法哲学者を迎えて、これからの自衛隊の役割や安保政策の行方、憲法の捉え方を議論しました。


パネリスト(順不同)

冨澤暉(ひかる)さん(元陸上幕僚長)

 1938年生まれ。防衛大卒。60年、陸上自衛隊入隊。第1師団長、北部方面総監を歴任。陸上幕僚長時代は、地下鉄サリン事件後の対処やルワンダ難民救援活動部隊を指揮した。近著の『逆説の軍事論』(バジリコ)は「日本では珍しい軍事学入門書」との評価を受ける。東洋学園大学理事・名誉教授。

伊藤俊幸さん(前海上自衛隊呉地方総監)

 1958年生まれ。防衛大卒。81年、海上自衛隊入隊。潜水艦「はやしお」艦長、統幕学校長などを歴任。米国勤務を通じて米海軍の知己も多く、また海幕広報室長時代にはテレビ、映画関係者とも親交を深めた。参院公聴会で与党推薦の公述人として出席。「安保法制は抑止力を強めるもの」と述べた。   

伊勢崎賢治さん(東京外国語大大学院教授) 

 1957年生まれ。早大院修了。国連PKO上級幹部として東ティモール、シエラレオネ、日本政府特別代表としてアフガニスタンで武装解除を指揮。参院特別委で「自衛隊の根本的な法的地位を国民に問うことなしに、海外に送ってはなりません」と発言。近著に『新国防論 9条もアメリカも日本を守れない』(毎日新聞出版)。 

井上達夫さん(東京大大学院教授)

 1954年生まれ。東大卒。『共生の作法』(創文社)でサントリー学芸賞。近著に『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください』(毎日新聞出版)。リベラリズムの立場から「憲法9条を削除し、安保政策はその時々の民主的な議論で決定するべきだ」と唱え、議論を呼ぶ。  

コーディネーター

滝野隆浩さん(毎日新聞東京社会部編集委員)

 1960年生まれ。防衛大卒。「サンデー毎日」編集次長、前橋支局長など歴任。著書に『自衛隊のリアル』(河出書房新社)、『沈黙の自衛隊』(ポプラ新書)など。

 

主催 毎日新聞労働組合